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【キネマ旬報×映画24区】映画教養講座
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概要
『キネマ旬報』創刊100周年を迎えたキネマ旬報社と、これまで映画製作と並行してプロの映画人育成のために邁進してきた映画24区がタッグをくみ、新しい映画人の教養講座を開催します。
映画俳優を目指す方ばかりでなく、映画に関わるすべての方にとっても大変興味深い内容となっております。ゲスト・講座内容は毎回異なります。ぜひ皆さまも楽しみながら学んでください!
4月4日(月)20:00~21:30
ゲスト:安田 真奈(映画監督・脚本家)
「全く同じ台詞でも、演技と脚本は無限に変わる」
「あした、授業参観いくから。」「えっ…」
全く同じ会話が五人の生徒の家庭で繰り返されるが、全く異なる家族模様が描かれる…。
そんな実験的な短編映画、「あした、授業参観いくから。」が、4月16日(土)~22日(金)新宿ケイズシネマで公開される。監督・脚本は、映画24区製作・堀田真由主演「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」や、上野樹里×沢田研二の電器屋映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」、小芝風花主演「TUNAガール」の安田真奈。
主役の教師は実力派女優の片岡礼子がつとめる一方、五組の親子は新人からベテランまで様々なキャリアの俳優がキャスティングされた。同じ台詞を繰り返す本作には、脚本の表現、キャラクター設定、演技プラン、撮影からポスプロに至る演出プランなど、「映画づくり」にまつわる様々なヒントが含まれている。演技ワークショップで数々の監督とタッグを組む映画24区の三谷一夫と、安田真奈監督が、映画づくりの舞台裏についてざっくばらんに語り合う。
◆短編映画「あした、授業参観いくから。」◆
公式サイト
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映画com ニュース
ゲストプロフィール
安田真奈
映画監督・脚本家。シナリオ作家協会所属。大学の映画サークルで8mm映画を撮りはじめ、メーカー勤務約10年の後、2006年、上野樹里×沢田研二の電器屋親子映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」監督・脚本で劇場デビュー。
同作品で第16回日本映画批評家大賞特別女性監督賞、第2回おおさかシネマフェスティバル脚本賞を受賞。同年末に出産後は11年間脚本業中心となり、2017年より監督業復帰。堀田真由主演映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」、小芝風花主演の近大マグロの青春映画「TUNAガール」の監督・脚本をつとめた。
片岡礼子主演短編映画「あした、授業参観いくから。」(監督・脚本)が 4月16日~22日新宿ケイズシネマにて公開される。
安田真奈 公式サイトhttps://yasudamana.com/jp/
聞き手プロフィール
三谷 一夫(みたに・かずお)
1975年兵庫県生まれ。映画24区代表・映画プロデューサー。関西学院大学を卒業後、東京三菱銀行にて10年間、エンタテインメント系企業の支援などを担当する。2008年「パッチギ!」「フラガール」を生んだ映画会社の再建に参加。2009年に「映画人の育成」「映画を活用した地域プロデュース」を掲げて映画24区を設立。最近のプロデュース参加作品に『21世紀の女の子』や全国の自治体とタッグを組んだ『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズなど。著書に「俳優の演技訓練」「俳優の教科書」(いずれもフィルムアート社)がある。映画24区が運営する「映画24区トレーニング」において、2020年10月より「脚本読解力」「映画教養力」の強化を中心とした俳優向けのオンラインサービスを開始。