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俳優のための映画製作超入門講座
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概要
映画は、演じるだけでは完成しない。
映画は演技だけで完成するものではありません。 企画が立ち上がり、脚本が生まれ、資金を集め、スタッフやキャストが集い、撮影され、編集され、宣伝され、劇場へ届けられる。そして初めて、一つの映画として観客のもとへ届きます。
俳優として長く映画に関わっていくためには、自分が立っている現場だけではなく、映画がどのような仕組みで生まれ、誰によって支えられ、どのように社会へ届けられているのかを知ることが大きな力になります。 映画全体を理解することで、作品への向き合い方は変わります。監督やプロデューサーとの会話の質が変わり、現場で求められる視点も変わります。そしてその理解は、企画やプロデュース、制作、宣伝など、映画という世界の中でより深く作品に関わる可能性を自然と広げてくれるでしょう。
本講座は、「俳優を続けながら、映画という世界をより深く理解する」ことを目的とした、俳優限定の特別ワークショップです。 映画24区が「映画をつくる」ことを、NAKACHIKA PICTURESが「映画を届ける」ことを、それぞれ第一線の実務経験をもとにお伝えします。 普段は別々に語られることの多い二つの視点を一日で横断的に学ぶことで、映画人としての視野を大きく広げるきっかけを提供します。すべてを学び切る講座ではありません。 しかし、この数時間で映画を見る景色はきっと変わります。

講座内容
第1部|映画24区 映画はどのようにつくられるのか
一本の映画が完成するまでには、俳優が現場に入る以前から、数え切れないほどの準備と判断が積み重ねられています。 企画立案、脚本開発、プロデュース、キャスティング、撮影準備、撮影、編集、完成まで。 映画制作の流れを実例とともに紐解きながら、監督やプロデューサーは何を考え、俳優に何を期待しているのかを制作側の視点から学びます。 作品づくりの全体像を理解することは、俳優としての表現だけでなく、現場での信頼やコミュニケーションにもつながります。
第2部|NAKACHIKA PICTURES 映画はどのように観客へ届けられるのか
映画は完成して終わりではありません。 観客へ届けられて初めて、その作品は社会の中で生き始めます。 宣伝、配給、劇場営業、興行、映画祭、配信、口コミ、SNS──。 一本の映画は、多くの人の仕事によって観客と出会います。 本講座では、その流れを理解するとともに、「映画を事業として考える」という視点の入口を学びます。 映画は文化であると同時に、多くの人や企業が関わる事業でもあります。 作品はどのような予算でつくられ、どのような収益構造で成り立っているのか。製作費、宣伝費、興行収入、配給収入など、映画ビジネスで日常的に使われる数字には、それぞれ明確な意味があります。 本講座では、専門知識がなくても理解できるよう、映画ビジネスに必要な数字の見方や事業の考え方を基礎からわかりやすくお伝えします。 数字を学ぶことが目的ではありません。 数字の背景にある「なぜこの作品がつくられるのか」「なぜこの作品はヒットするのか」「なぜ公開規模が異なるのか」といった、映画事業の本質を理解することが目的です。 映画を事業として理解することは、俳優自身が作品をより深く理解し、自分が関わる映画を多面的に見る力につながります。 映画人として長く活躍するための、新しい視点との出会いとなる講義です。
【こんな人におすすめ!】
- 映画俳優として活動している方
- 制作側・配給側の考え方を知りたい方
- 映画業界全体の構造を学びたい方
- 映画という世界をより広い視点で理解したい方
- 将来も映画と深く関わり続けたいと考えている方
【受講される方へのメッセージ】
映画は、一人ではつくることができません。 監督、プロデューサー、スタッフ、配給会社、宣伝会社、劇場、そして俳優。 それぞれが役割を担い、一つの作品を観客へ届けています。 だからこそ、映画全体を理解している俳優は、作品への向き合い方も、現場での存在感も大きく変わります。 本講座は、映画制作や映画ビジネスのすべてを学ぶ場ではありません。 しかし、映画を見る視点を変え、映画人としての可能性を広げる入口には、必ず立っていただけるはずです。 皆さまとお会いできることを、心より楽しみにしております。
講師紹介

三谷 一夫(みたに・かずお)
1975年兵庫県生まれ。映画24区代表・映画プロデューサー。関西学院大学を卒業後、東京三菱銀行にて10年間、エンタテインメント系企業の支援などを担当する。2008年「パッチギ!」「フラガール」を生んだ映画会社の再建に参加。2009年に「映画人の育成」「映画を活用した地域プロデュース」を掲げて映画24区を設立。最近のプロデュース参加作品に『21世紀の女の子』や全国の自治体とタッグを組んだ『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズなど。著書に「俳優の演技訓練」「俳優の教科書」(いずれもフィルムアート社)がある。

小金澤 剛康(こがねざわ・たけやす)
イオンエンターテイメント株式会社取締役として映画配給部門、海外事業、商品、番組編成を統括。 2023年にナカチカピクチャーズを設立。映画配給事業を主軸に、作品プロデュース、劇場運営等を手掛ける。その他、クラウドファンディングプラットフォーム、EC、イベント、出版部門を展開中。 現在、ストレンジャー株式会社代表取締役会長、株式会社THEATER GUILD執行役員を兼務。

玉井 雄大(たまい・ゆうた)
合同会社シネファ代表。株式会社 GLAPentertainment執行役員。株式会社テラスサイド代表取締役。 博報堂でマスメディアと新規事業立ち上げを担当。食フェス運営から VR事業まで幅広く推進。 19年にインディーズ映画配信サービス「 DOKUSO映画館」を創業。映画プロデューサーとして多数映画を製作。 23年に同社売却。 25年にエンタメ特化型クラウドファンディング「シネファ」を立ち上げ。

田村 魁成(たむら・かいせい)
1997年生まれ。大阪府出身。 俳優としての枠に留まらず、映画配給事業(NAKACHIKA PICTURES/MomentumLabo.)や映画館運営を行う。 特徴的な顔立ちから、何かに困っていたり、不幸になる役が多い。 出演作に『思い立っても凶日』(野本梢監督)、TVCM「リクルートエージェント」「かんぽ生命 養老保険」「Sales hub」ドラマ「おい!ハンサムseason2」「舟を編む?私、辞書つくります?」など。










